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Louis Kalff（ルイス・カルフ）は、オランダを代表するデザイナーのひとりとして、これまで数多くの優れたランプを世に送り出してきました。こちらは1950年頃にデザインされた、通称“Zランプ”と呼ばれるアイコニックな作品です。

アシンメトリーなフォルムに、エッジの効いた真鍮フレーム、丸みを帯びたブラックシェード。この特徴的なシルエットは、一目で彼の作品とわかるデザインです。シェードにはパンチングが施され、そこから漏れる光が織りなす陰影はとても美しく、また中央上部には開口部が設けられているので、ハーフミラー球との相性も良いです。さらにシェードを固定する真鍮パーツには、Philips社のロゴが彫られており、機能とデザインを兼ねた印象的なディテールとなっています。

やや大きめのサイズで存在感があり、とにかくカッコいい一台。わずかなスレや小さな凹みはありますが、パーツの欠損もなく、非常に綺麗なコンディションを保っています。

※電球は付属しません。